みなさんは「全部」を表す英単語
all / every / whole / entire
の使い分けに悩んだことはありませんか?
どれも「全部」を表すことができますが、それぞれニュアンスや使い方が異なります。
この記事ではall / every / whole / entire の違いについて、それぞれの単語の持つイメージと共に解説します!
それぞれの単語のイメージを理解することができれば、使い分けに悩むことはなくなります!
ぜひご覧ください!
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目次
all / every / whole / entireのイメージの違い
all / every / whole / entireの違いを簡潔にまとめると、以下のとおりです。
all・・・「全ての〜」(名詞/形容詞/副詞)
集団の全体に着目し、全体をひとまとめにした意味合いがあります。
every・・・「どの〜も」(形容詞)
allと似ていて集団全体に着目しているのですが、その集団を構成している1つ1つのものに焦点を当てます。
whole・・・「(1つの物体の)全て」(名詞/形容詞)
物事を1つのものととらえたときに、欠けることがない状態を表します。
entire・・・「(集合体の)全て」(形容詞)
物事を別々のものが集まった集合体ととらえたときに、あらゆるパーツが揃っている状態を表します。
それぞれの使い方について、以下に詳しく解説していきます!
※ all / every / eachの違いについては、 all / every / eachの違いとは?allには複数形でevery / eachには単数系を使う?の記事で詳しく解説しておりますので、あわせてご覧ください!
all の使い方
allは全体をひとまとめにして「全て」という感覚で使います。
「全ての〜」を表すallには以下のとおり、4つの使い方があります。
それぞれ表す意味が異なりますので注意が必要です。
all + 複数名詞 ・・・(一般的に)全ての
特定せずに、一般論として「全ての」と語るときに使います。
例)All men are created equal.
−全ての人間は平等に作られている。
all + the + 複数名詞・・・(特定の集団内で)全ての
集団を特定して、その集団内の「全て」と言うときに使います。
例)All the people in this town are nice.
−この街の全ての人は優しい。
all + of + the + 複数名詞・・・(特定の集団内で)全ての
all the 複数名詞と同じ意味ですが、こちらはallの代名詞的な用法です。
例)All of the students must wear school uniforms.
−(この学校の)全ての生徒は制服を着なければならない。
all +(the)+ 不可算名詞・・・全ての
theがなければ一般論、theをつければ集団を特定して言うことになります。
all の後に不可算名詞が来るこの場合、単数扱いになります。
例)All the money was spent in a day.
−全てのお金が1日で使われた。
everyの使い方
「全ての〜」を表すeveryは、全体を意識しながらも、あくまで要素の「1つ1つ」に焦点が当たっています。
そのため、常に「every+単数名詞」の形で使われます。
例文
I believed every word he said.
−彼が言う全ての言葉を信じた。
She was paying attention to every detail.
−彼女は全ての細部にまで注意を払っていた。
The king’s soldiers were sent into every part of the country.
−王の兵士たちは国のあらゆる場所へ配備された。
She devotes every spare moment to her hobby.
−彼女は余暇の時間の全てを趣味に捧げている。
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wholeの使い方
wholeは物事を「分割できない1つのもの」と捉えたときに、欠けることがない全体を表します。
「ホールケーキ」のホールというとイメージがつきやすいかと思います。
「whole+単数形」の形で用います。
例文
My whole body is sore.
−体全体が痛い。
I’ve known Katie my whole life.
−ケイティは私の人生の間ずっと知っている。
I spent the whole summer traveling through Europe.
−夏の全てをヨーロッパ旅行に費やした。
また、食べ物がカットされたり、不要な部分を取り除いたりされていないという意味でも使います。
例文
Use a whole egg.
−全卵を使ってください。
My mother cooked a whole chicken.
−母はチキンをまるごと調理した。
I prefer whole wheat bread.
−私は全粒粉パンが好きだ。
Have you ever eaten a whole pizza by yourself?
−一人で1枚のピザを全部食べたことがありますか?
全てのという意味から「ありとあらゆる」「たくさんの」「豊富な」という意味にもなります。
例文
The community center offers a whole range of programs.
−コミュニティ・センターは豊富な種類のプログラムを提供している。
She owns a whole collection of hats.
−彼女はありとあらゆる種類の帽子を持っている。
entireの使い方
entireは物事の「全ての部分が抜けることなく」という意味になります。
wholeとほぼ同じように使えますが、話し手が物事を「別々の要素が集まって構成されているもの(entire)」と捉えているか、「不可分の1つのもの(whole)」と捉えているかによって使い分けます。
wholeのほうが大雑把にひとくくりにしている雰囲気がある一方、entireのほうが厳密に「全て残らず」を表しているようなニュアンスがあります。
「entire+単数形」の形で用います。
例文
I’ve never felt this miserable in my entire life!
−人生でこんなに惨めに感じたことはない!
(人生を様々な局面の集まりと捉えている)
The entire city was blacked out overnight.
−街全体が一晩停電した。
The entire session lasted for 3 hours.
−会議全体は3時間に及んだ。
Do we really want to spend the entire weekend doing this?
−私達本気でこの週末全てをこれをするのに費やすつもり?
実際に「全て」の英語表現を使って会話してみよう!
いかがでしたでしょうか?
「全て」を表すall / every / whole / entireの違いについてまとめてきました。
日本語訳ではどの表現も同じように訳すことができますが、それぞれ異なるニュアンスで使われていることがわかったかと思います。
細かなニュアンスの違いを理解できると、読解力や表現力が大幅にアップします。
何度も読んで理解を深めた上で、実際にアウトプットをして知識を定着させていきましょう!
ただ、独学で英語を勉強していて
ここの文法がわからないな・・・・
この単語と単語の違いって何なんだろう?
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