こんにちは!
Aitemのインターン生です!
皆さん、最近はどうお過ごしでしょうか。
私はどんどん気温も上がってきて、
迫り来る夏の気配にドキドキしています。
さて、今日は面白い動画を見つけたのでシェアしていきたいと思います!
多言語学習とは
皆さんは”polyglots”という単語を聞いたことがありますか?
“polyglots”とは数カ国語に通じる人たちのことです。
日本語にすると多言語話者というところでしょうか。
そんな”polyglots”の一人であるLýdia Machová(リディア・マホヴァ)さんが興味深い動画をTed talkで上げていたので紹介したいと思います。
動画のタイトルは”The Secrets of Learning a New Language” (新たな言語を学ぶ秘訣)です。
新しい言語を学びたいけどどうしたらいいか分からない、
何年も英語を勉強をしているけど上達しない、、
などと悩んでいる人にはぜひ見てほしい動画です!!
この動画のプレゼンテーター、リディアさんは言語を学ぶことが大好きで、
なんと!
2年ごとに新しい言語を学ぶそうです!
彼女は7ヶ国語を操り、この動画が公開された2019年には8ヶ国語を勉強していたそうです。
すごいですよね。
そんな彼女がよく受ける質問。
「どんな方法で?秘訣はあるの?」
確かに気になるところです。
私もリディアさんに会ったら絶対に聞いちゃうと思います。笑
多言語話者に共通していること
では、1つの言語を習得することにずっと苦労している人と、
リディアさんのような多言語話者との違いはなんでしょうか?
リディアさんはその答えを見つけるために何人もの多言語話者に話を聞くことにしました。
すると、彼らには共通している4原則があることに気がついたのです!
第一の法則
「言語を楽しんで学んでいる / Find Enjoyment in the Process of Leaning」
リディアさんは動画の中で、多言語話者の具体的な勉強法を紹介してします。
例えば、ブラジル人のルーカスさん。
彼はロシア語を習うために、
まずスカイプでランダムにロシア人100人を友達登録しました。
そして、友達になったロシア人1人との会話をコピーして、
違う人にペーストして送ります。
これを繰り返すことによってネイティブ同士が
どのように会話するのかをみてロシア語を勉強していたそうです。
とてもユニークで面白いですよね。
他にも
・大好きな本を外国語で読む
・外国語のレシピで料理する
・カラフルな文法書を作る
などなど
方法はいろいろありますが、全て自分が楽しめるように
勉強しているという点で同じだったというのです。
第二の法則
「効率的な方法を見つけること /Find Effective Methods」
言語を学ぶときには効率的な方法を見つけることも大切です。
単語を長期記憶にするために
単語帳を作る、アプリを活用する、など
試すことのできる方法はたくさんありそうです。
YouTubeでは多くの多言語話者の人たちが勉強法をシェアしているそうなので、参考にしながら自分に合った効率的な方法を探してみてはいかがでしょうか。
第三の法則
「有効なシステムを確立する / Create a System in Your Learning」
言語を習得するのには時間もかかるし大変ですよね。
そこで、私たちには忙しい毎日の中で、言語を学べる計画が必要です。
例えば、いつもより15分だけ早く起きてみて単語を覚える。
あるいは、通学・通勤のときに学んでいる言語を聞く。
こういった小さな決め事を毎日こなしていくことで、日常の中に学習を取り組むことができます。
第四の法則
「少しの辛抱ももつこと / Need a Little Bit of Patience」
さて、ようやく最後の法則まできましたね。
残念ながら、言語を2ヶ月で完璧に習得することはできません。
しかしながら、2ヶ月で目に見える上達をすることはできます。
そしてこの小さな成功体験が私たちのモチベーションを上げてくれるのです。
だから、辛抱強く毎日勉強してみてください。
単語が聞き取れた!ジョークが理解できた!ネイティブスピーカーと会話できた!
と嬉しくなる瞬間がやってくるかもしれません。
以上がリディアさんが見つけた多言語学習における4つの法則でした。
終わりに
いかがでしたか?
多言語話者は特別に才能に恵まれていたり、私たちとは違う人たちなんだ。
自分は英語が向いてないんだ。
と思っていた方も多いのではないでしょうか。
しかし、リディアさんは
多言語話者は
言語学習を楽しみながら、自分に合う勉強法を見つけた人
だということを教えてくれます。
英語や第二外国語などの言語学習に悩んでいるあなたも、もしかしたらまだ自分に合った勉強法が見つかっていないだけかもしれません。
皆さんも言語との向き合い方を少し変えてみてはいかがでしょうか。