トイレを意味する英単語
bathroom
restroom
toilet
の違いがわかりますか?
トイレを表す英語表現は、日本語でも「トイレ」「便所」「お手洗い」「化粧室」などさまざまな表現があるように、英語にも複数の表現があり、それぞれニュアンスが異なります。
今回は、トイレを表す英語表現の違いについて詳しく解説します!
トイレに行くために席を外す際に使える会話表現や、「トイレをする」を意味するさまざまな婉曲表現についてもご紹介しています。
身近で日常会話でも出てくる頻度の高い表現ばかりですので、しっかり使い分けができるようになりましょう。
ぜひご覧ください!
また、英会話スクールAitemでは公式LINEを追加すると
海外ドラマフレーズ集500(超厳選)
効率が10倍良くなる勉強法
留学/ワーホリ/海外旅行プランの立て方
留学なしで英語話せるようになるプランの立て方
プチ英語相談
無料英語力診断
の豪華6特典が配信されます!
TOEIC満点・IELTS9.0(R)・英検1級など、英語のプロが手がけました!ぜひご登録ください!
目次
bathroom / restroom / toilet の違い
bathroom / restroom / toiletは、イギリス英語とアメリカ英語で示すものが異なります。
違いは以下の通りです。
アメリカ英語では、家のトイレか公共のトイレかによってbathroomとrestroomを使い分けます。
アメリカ英語ではtoiletは「便器」を表し、直接的すぎて下品に思われる可能性があるので、「トイレ」という意味で使うことは避けた方が無難です。
Excuse me, where is the restroom?
すみません、トイレはどこですか?
Can I use the bathroom?
トイレを貸してもらえますか?
一方イギリス英語では「トイレ」は一般的にtoiletを用い、bathroomやrestroomは浴室や休憩室などトイレ以外のものを示します。
Where is the toilet?
トイレはどこですか?
Can I use the toilet?
トイレを使ってもいいですか?
アメリカ英語でbathroom / restroom / toiletの違いは?
まずは、アメリカ英語でのbathroom / restroom / toiletの違いを解説します!
bathroom:家のトイレ(アメリカ英語)
bathroomはアメリカ英語で、家やマンション、ホテルなどの室内にあるトイレのことをさします。
海外ではユニットバスのように、トイレとシャワー、バスタブ、洗面台などが同じ部屋にあることが多く、そのようなトイレを含む部屋がbathroomです。
家やホテルなどで「トイレ」を言うときにはbathroomと言えばOKです。
I have to go to the bathroom.
トイレに行きたいです。
May I use the bathroom?
トイレをお借りしてもよろしいですか?
I heard her crying in the bathroom.
彼女がバスルームで泣いているのが聞こえた。
bathroomは「トイレ」という意味でナチュラルに使えますが、「bath(=入浴)」のイメージがあるので、レストランや映画館などにある公共のトイレに用いると少し違和感があります。
restroom:公共のトイレ(アメリカ英語)
restroomはアメリカ英語で、洗面台のある公共のトイレを表します。
映画館、レストラン、デパートなどにあるトイレはrestroomです。
bathroomとは違い、バスタブやシャワーなどの設備がないトイレを示します。
restroomをトイレの意味で使うのは、アメリカ英語特有の表現です。
The restroom is at the end of the hallway to the left.
トイレは廊下の突き当たりの左側にあります。
Can you tell me where the restroom is?
トイレがどこにあるか教えてもらえますか?
toilet:便器(アメリカ英語)
toiletはアメリカ英語で便器を表します。
便器や便座自体を表し少し下品な印象があるので、アメリカ英語では日本語のトイレの感覚では使わないほうがいい単語です。
Don’t forget to flush the toilet.
トイレを流すのを忘れないで。
Clean the toilet thoroughly.
便器を徹底的に掃除して。
海外ドラマ1000時間観たスタッフの力作!
LINE登録で
厳選フレーズ集500もらう!
そのほか豪華6特典も配信!!
イギリス英語でbathroom / restroom / toiletの違いは?
次に、イギリス英語でbathroom / restroom / toiletの違いを解説します!
bathroom:浴室(イギリス英語)
イギリス英語でbathroomは、文字通りシャワーやバスタブなどbath(=お風呂)の施設がある部屋のことを表します。
イギリス英語でトイレの意味でbathroomを使うことはないので、トイレの意味でbathroomと言うと誤解されたり不自然に聞こえる可能性があります。
restroom:休憩室(イギリス英語)
イギリス英語ではトイレという意味でrestroomを使うことはほとんどありません。
restroomと言えば、文字通り椅子などがありrest(=休憩)ができる部屋や寝室を想像するので、誤解を避けるためにも使わない方がいいでしょう。
なお、休憩室というときにはrestroomではなく、resting roomやbreak roomなどの表現が一般的に用いられます。
toilet:トイレ(イギリス英語)
イギリス英語でトイレという意味で最も一般的に用いられるのがtoiletです。
アメリカ英語のように下品なニュアンスはないため、広くどんなシチュエーションでも使える表現です。
イギリスだけでなく、オーストラリアやニュージーランドでも同じように使うことができます。
She ran and locked herself in the toilet.
彼女はトイレに駆け込んで閉じこもった。
Where is the toilet?
お手洗いはどこですか?
トイレを意味するその他の英語表現
トイレはbathroom / restroom / toiletといった一般的に使われる表現の他にも、さまざまな呼び方があります。
ここでは、トイレを表すその他の英語表現をご紹介します!
washroom:カナダ英語でトイレ
washroomは、主にカナダ英語で「トイレ」を一般的に意味する言葉です。
家のトイレにも公共のトイレにも使うことができます。
Can I go to the washroom?
トイレに行ってもいいですか?
The washroom is at the end of the corridor.
トイレは廊下の突き当たりにあります。
lavatory:飛行機のトイレ
公衆トイレの古風で丁寧な表現で、現在では年配のイギリス人や上流階級の人が使うか、主に飛行機のトイレでしか使われていない表現です。
loo:イギリス英語でトイレ
イギリス英語で丁寧にトイレの意味です。
口語的で少し古風でフォーマルな響きのある上流階級っぽい言い方ですが、いまだにパブのトイレの入り口に”loo”と書かれていたりと、イギリスでは普通に使われる表現です。
Ladies and Gents:トイレ
女性用と男性用のトイレのことをそれぞれ婉曲的にGentlemen’s room / Ladies’ roomと言うことができ、略してLadies and Gentsとも言います。
Men’s room / Women’s roomも同じ意味で使えますが、Gentlemen’s room / Ladies’ roomの方がより丁寧な表現です。
WC:トイレの標識
WCはwater closet(水のクローゼット)のことで、主にいくつかのヨーロッパの国などで公共のトイレの標識として使われています。
もともと屋外にあったトイレを屋内に設置することになった際に、クローゼット(押入れ)を水洗トイレの場所として使用したことに由来すると言われています。
標識で見かけるだけで、会話で使うことはほとんどありません。
comfort room:フィリピン英語でトイレ
comfort roomは直訳すると「心地よい部屋」になりますが、フィリピン英語ではトイレのことを指します。
頭文字をとってCRということもできます。
I’m going to the CR.
トイレに行ってくるわ。
I need to go to the comfort room.
トイレに行きたいです。
powder room:女性用化粧室
powder roomには二つの意味があります。
一つ目は、デパートやレストランなどにある公共の女性用トイレの意味です。
二つ目は、家にある来客用のトイレの意味で、トイレと洗面所のみの簡易的なbathroomであるため、halh bathと呼ばれることもあります。
bathroomと違って、シャワーやバスタブなどの入浴のための設備がないところが特徴です。
「トイレに行ってきます」の英語表現
ここでは、トイレに行きたいときに使える英会話表現をご紹介します!
I’ll be right back.:すぐ戻ります
「トイレに行く」と目的を明確に言わなくても、I’ll be right back.と言って席を立てば失礼にならずにトイレに行けます。
Can I be excused?:トイレに行ってもいいですか?
「ちょっと席を外してもいいですか?」という意味で、会話や食事、授業などの途中で退席する必要があるときに広く使える表現です。
トイレに行く時に頻繁に用いられるので、Can I be excused?とだけ言えば、特に理由を言わなくてもトイレに行くのだと伝わります。
Excuse me for a moment.:ちょっと失礼します
「ちょっと失礼します」と途中退席するときに使える表現ですが、この表現もトイレに行くのだというニュアンスが伝わります。
I have to go to the bathroom.:トイレに行ってきます
直訳すると「トイレに行かなくてはなりません」となりますが、「トイレに行ってきますね」とお知らせするニュアンスで使えます。
I’m going to the toilet.:トイレに行ってきます
「トイレに行ってきます」と席を外す理由を明確に、失礼なく伝えられる表現です。
アメリカではtoiletをbathroomかrestroomにした方がいいでしょう。
Excuse me, I need to use the bathroom.:すみません、トイレをお借りします
「トイレを借りる」「トイレを使う」は英語でuseを用います。
I would like to use the bathroom.(=トイレをお借りしたいです)などの表現も可能です。
海外ドラマ1000時間観たスタッフの力作!
LINE登録で
厳選フレーズ集500もらう!
そのほか豪華6特典も配信!!
「トイレをする」など排泄に関する英語表現・婉曲表現
排泄に関して、「おしっこしたい」「うんちしてくる」などの直接的な表現は、下品になるので会話ではあまり使いませんよね。
日本語でも「お花摘んでくる」「用を足す」「トイレする」などのさまざまな婉曲表現があるように、英語にもさまざまな表現があります。
ここでは、「トイレをする」の英語表現をご紹介します!
urinate
urinateは「排尿する」という意味で、直接的でありながら少し医学的・専門的な響きのある言葉で、下品さが少ない表現です。
Older people may need to urinate more frequently than usual.
年齢の高い人々は普通より頻繁に排尿する必要があるかもしれない。
pee
peeは直接的に「おしっこをする」という意味で、少し下品で子供っぽい印象があります。
ちなみにうんちはpooです。
I have to pee / poo.
おしっこ / うんち行きたい。
relieve oneself
直訳すると「自分を解放する」となり、「おしっこ / うんちをする」の婉曲表現です。
あえて使うことでユーモラスなニュアンスを持たせることもできます。
I need to relieve myself.
用を足してきたいのですが。
do one’s business
直訳すると「用事をする」となり、「おしっこ / うんちをする」の婉曲表現として使われます。
特にペットや子供が排泄をする際によく用いられます。
I trained my puppy to do his business outside.
子犬に外でトイレするようにしつけた。
nature calls / call of nature
「自然が呼ぶ」という意味で、主におしっこをする場合に使われる婉曲表現です。
Excuse me, I’ll be right back. Nature calls!
すみません、すぐ戻ります。自然の摂理で!
I have to go answer the call of nature.
ちょっとトイレに行かなくては。
number one / number two
number oneが「おしっこ」、number twoが「うんち」の婉曲表現です。
面白おかしく言ったり、子供に向かって言うときなどに使います。
I only have to go number one, so I won’t be gone long.
小さい方だから、長くかからないよ。
I need to go to the bathroom.
–Number one or number two?
トイレに行きたい。
-小?大?
go freshen up
直訳すると「さっぱりする」「化粧直しをする」という意味で、特に理由を明示せずにお手洗いに行くことを伝えることができる表現です。
トイレだけでなく、メイク直しや手や顔を洗ったり身だしなみを整えたりと、トイレで行うこと全般に使える表現です。
I’ll just go and freshen up.
ちょっと化粧直ししてくるわ。
powder one’s nose
直訳すると「鼻にパウダーをはたく」となり、失礼なくトイレに行くために席を外すことを伝えることができる婉曲表現です。
主に女性が使う表現です。
Excuse me, I have to powder my nose.
すみませんが、お手洗いに行ってきます。
spend a penny
主にイギリス英語で女性が使う言葉で、直訳すると「ペニー硬貨使う」となり、「おしっこ / うんちをする」の婉曲表現になります。
公共のトイレを使う際にコインが必要だった際の名残の表現と言われています。
Spend a penny before you leave the house.
家を出る前にトイレに行きなさい。
トイレに関する英語表現をマスターするには?
bathroom / restroom / toiletの違いや、トイレに関する英語表現を解説してきました。
いかがでしたでしょうか?
トイレを表す英語表現はアメリカ英語とイギリス英語によって表すものが異なるので、注意が必要です。
また、「トイレ」は日常的に使う表現です。
コミュニケーションを円滑に進めるために、下品にならないでトイレを表すことができる婉曲表現や、トイレに行く際に使える会話表現を知っておくことは重要です。
学んだ英語表現を実際に使えるようになるために、意識して英会話の中で使ってみることで、英語表現を記憶に定着させていきましょう!
ただ、独学で英語を勉強していて
ここの文法がわからないな・・・・
この単語と単語の違いって何なんだろう?
TOEICやTOEFLの効率の良い勉強法が知りたい・・・
などと思ったことはありませんか?
英会話スクールAitemでは公式LINEを追加すると
海外ドラマフレーズ集500(超厳選)
効率が10倍良くなる勉強法
留学/ワーホリ/海外旅行プランの立て方
留学なしで英語話せるようになるプランの立て方
プチ英語相談
無料英語力診断
の豪華6特典が配信されます!
TOEIC満点・IELTS9.0(R)・英検1級など、英語のプロが手がけました!ぜひご登録ください!
Aitemのことをもっと詳しく知りたい方はこちら