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【Aitem】池袋校とオンラインの英会話スクール

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「百聞は一見にしかず」セブ島インターンが僕に教えてくれたこと

生徒様の声 2024年4月30日

このブログは”超”スピーキング重視の英会話スクールAitemが運営しています。Aitemについて知りたい方は是非『Aitemってどんなスクール?』をご覧ください!

K・Nさんはフィリピンセブ島スラム街で、「音楽を通して現地の子どもたちに居場所を提供する活動」に取り組む「NPO法人セブンスピリット」さんとAitemがタッグを組み提供している海外インターンに参加しました。

 

※英会話スクールAitemは創業当時から「NPO法人セブンスピリット」さんに寄付をさせていただいております。今までサポートさせていただいた子供たちは500人以上。演奏会などで関わった子供たちも入れると数千人にも及びます。

 

K・Nさんには、そこでの学びや自分自身の成長に加え、セブ島ならではの思い出についてお話しいただきました。

 

  • 海外インターンに興味はあるけど、サポート体制が気になる
  • 海外インターンを通して「自分の当たり前」を覆す経験をしたい
  • 海外ボランティアに興味があるけど、何をしたら良いかわからない
  • スラム街って実際どんな感じなのか気になる

 

そんな方はぜひ最後までご覧ください!

セブ島インターンに行こうと思ったきっかけを教えてください!

僕は現在、Aitemでインターンとして働いているのですが、入社時にセブンスピリットに関する動画を見たときからずっと興味がありました。僕は中学校で吹奏楽部に入部して以来現在まで、10年以上音楽に携わる活動をしています。セブンスピリットが、音楽を中心に教育活動を行っていると知った際、「具体的に何をやっているのだろう」と好奇心をくすぐられました。

僕がこれまで携わってきた吹奏楽というのは「大会でいかに上手く演奏できるか」という勝ち負けを競うような活動でした。いわば「テストで点数を取るための英語」のようなイメージです。一方、セブンスピリットでは子どもたちが社会に馴染めるようにしたり、非行に走らないようにしたり、音楽を通して「出来ないことをできるようにする楽しさ」を教えています。自分にとっては新しいセブンスピリットの「音楽」が子どもたちをどう変えていくのか、とても気になりました。

実際にセブ島に行ってみていかがでしたか?

子どもたちが音楽を心から楽しんでいる姿が印象的でした。例えば、鍵盤ハーモニカは日本ではごく一般的な楽器で、恐らく鍵盤から音が鳴ることに対して深く考える人はそういないでしょう。しかし、スラム街の子どもたちは、一つひとつの鍵盤が異なる音を奏でること自体に喜びを感じるようです。

 

子どもたちがそんな純粋な気持ちで音楽を始めて、実際に合奏して一つの曲を作っていく過程を目にして「本当に心から楽しんでいるんだな」と思わず感動してしまいました。

 

特に、スラム街にも足を運び、子どもたちが置かれた現状を見てきたからこそ、セブンスピリットの重要性を思い知りました。もし子どもたちの生活に音楽がなかったら、薬物などの非行に走っていたかもしれない。

 

セブンスピリットの子どもたちの姿を通してそんなことを考えると、こうしてみんなが音楽を楽しめているのは当たり前のことではないのだと痛感しました。

スラム街の現状とはどのようなものなのでしょうか。

「あぁ、これが現実か」という一言に尽きます。そこには、アニメや映画で見るスラム街とはかけ離れた現状がありました。

 

一番衝撃的だったのは、腐敗臭のする川の側に建てられた、プライバシーなど全くないトイレ。雨水を貯める排水溝のような穴が橋の下にあり、「これがトイレだよ」と案内されたときは「マジか」と思わず本音が口に出てしまいました。

 

また、インターンを通して聞いた、あるショッキングな話があります。セブンスピリットに来ていた子どもの一人に、優秀で楽器の習得が早く、コミュニケーション能力に長けた小学生の女の子がいたそうです。しかし、急にセブンスピリットにも小学校にも顔を出さなくなってしまいました。

 

理由は、家族に赤ちゃんが生まれたから。母親は日中働き、父親は寝たきりで、その子が一日中つきっきりで赤ちゃんの面倒を見なくてはいけなくなってしまったというのです。14歳になった今、その女の子にも赤ちゃんが生まれ、学校には通わず子育てを継続しているそうです。

 

その話を聞いて、自分たちの当たり前はスラム街では通用しないのだと思い知りました。僕たちには、夢や目標に向かってやりたいことをできる環境があります。しかしスラム街では、どんなに優秀で将来有望でも、全てを諦めなくてはならない環境で生きる子どもたちがいるのです。「これがスラム街なのだ」という現実を学んだエピソードでした。

 

一方、そのような状況下でも生き生きと生活する住民がいるのも事実です。みんな親切に自分を受け入れてくれて、すれ違えば挨拶をしてくれました。到着した際には5〜6歳くらいの子どもたちが10人くらい一気に出てきて「よく来たね」と温かい歓迎を受けました。

 

スラム街を歩くときも「ここ滑りやすいから気をつけて」と案内してもらい、ウェルカムな雰囲気だったのが印象に残っています。

インターンのサポートはいかがでしたか?

インターン中に滞在していたホテルは綺麗で過ごしやすく、車の手配もスムーズで安心しました。また窃盗などスラム街に関する注意事も事前に教えてもらい、必要な知識を持った上で活動を始めることができました。

 

不安なことがあればなんでも質問できたので、心配になることは特になく、ローカルレストランなど現地の人だから知っているような情報も教えてもらえて、素晴らしいサポート体制だったと思います。

楽しかったアクティビティについて教えてください!

セブ島から船で30分くらい離れたところでシュノーケリングをしたり、小さな離島でバーベキューをしたり、ビーチで泳いだり、南の島ならではのアクティビティを楽しみました。その中でも特に思い出に残っているのが、船での移動時間です。

 

船上で音楽をかけて皆んなでビールを飲んだり、日焼けをしたり、賑やかな時間を過ごしました。船首で写真を撮ったりタイタニックごっこをしたり、あのわちゃわちゃとしたひとときは一生の思い出です。点数をつけるとしたら100点中150点の完璧なアクティビティでした!

インターンでの言語の壁について教えてください!

セブ島の住民はスラム街の子どもたちを含め、英語を話せる人が多くて安心感がありました。というのも、以前ベトナムに行った際、周りに英語を話せる人がいなくて、コミュニケーションに苦労しました。

「日本にいる外国人観光客ってきっとこんな気分なんだな」と心細さを感じた思い出があります。だからこそ、セブ島では自分が理解できる言語を話せる人が周囲にいるだけで、かなりほっとしました。

 

また、セブンスピリットの活動の一環で、スラム街の住民に色々と質問できる時間がありました。しかし、その際に話した住民は英語が話せず、通訳を介して英語とタガログ語(現地の言語)で会話をすることに。僕自身、Aitemの生徒として英語を学んでいたので、英語での会話に関しては事前に十分な準備ができていました。やはり海外に行くと通訳の言語も英語なのだなと思い、改めて英語の重要性を感じました。

インターンを通して学んだことはなんですか?

「百聞は一見に如かず」という言葉を身をもって体感しました。セブンスピリットの活動も、動画で見るだけではわからないし、スラム街についても話を聞くだけでは全貌はわかりません。

 

現地に足を運んで、実際に話を聞いて、自分の目で見るからこそわかる現状があります。日本にいたときの自分は、貧困地域への支援で重要なのは「お金」だと思っていました。しかし、インターンで現地に行ってみることで、スラム街の住民が本当に求めているのは金銭的支援ではなく、「居場所作り」や「精神面での支え」など、持続可能な支援であることに気づいたのです。

 

セブンスピリットでの活動があるからこそ、子どもたちがどんどん変わっていくし、その成長を見た親世代の人々も「本当に嬉しい!」と口を揃えて話していました。また、過酷な環境で生きるスラム街の住民が幸せそうに生きていることも、実際に行かなければわからなかったと思います。

学んだことをどのように活かしていこうと考えていますか?

インターンを通して、実際に現地に足を運び自分の目で現状を見る大切さを学びました。この経験を活かし、今後は自分から色々なところに行き、現地の人々と話していきたいと思っています。実は今回のインターンで出会った人たちと5月にカンボジアに行く予定です。

 

カンボジアの貧困問題に関する情報を聞いて、ただ「かわいそう、募金しよう」ではなく実際に現地に行って話を聞くことで「本当に求めている支援はなんだろう」と自分の目で確かめたいと思っています。

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「日本人が英語を話せないのは
英語力の問題ではなく、勇気の問題」

海外の人と話すと「なぜそう思うの?」「君の考えは?」と頻繁に問われます。自分の意見を持つ思考力・それを適切に伝える論理的コミュニケーション能力が英会話には必要です。
Aitemではディスカッション・ディベートメインのプログラムによりコミュ力・思考力を高めることで「英語を手段として自分の思いを伝える」ことを実現します。

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