「少し」を表す英語表現
little / a little
few / a few
の違いがわかりますか?
似たような表現なので、紛らわしいですよね。
しかし、aがあるとないとでは、意味に大きな違いが生まれます。
間違えて使うと、大きな誤解を招きかねませんので、しっかりと意味の違いを理解し、使い分ける必要があるのです。
今回は、littleとa littleの違いやその他「少し」を表す英語表現について、わかりやすく解説します!
littleとa little、fewとa fewの違いにいつも悩んでいる人は、もうこの先悩まなくなります!
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目次
littleとa littleの違いは?
littleとa littleがさすものは、同じ「少量」です。
その違いがどこにあるかというと、話者がその「少量」をどのように捉えているかという気持ちの部分にあります。
littleは、少量のものを話者が「ない」とネガティブに捉えている場合に使い、「ほとんどない」という否定の意味である一方、a littleは、少量のものを話者が「ある」とポジティブに捉えている場合に使い、「少しある」という肯定の意味で使います。
Do you have any money?
‐No, very little.
お金持ってる?
‐いいや、ほぼない。
Have you got any money?
‐Yes, a little.
お金持ってる?
‐うん、少しだけど。
fewやa fewとの違いは?
fewとa fewの違いは、littleとa littleの違いと全く同じです。
fewは少量のものをネガティブに捉えて「ほとんどない」という否定の意味である一方、a fewは少量のものをネガティブに捉えて「少しある」という肯定の意味になります。
little / a littleが数えられない名詞について使うのに対し、few / a fewは、数えられる名詞について使うという点です。
I live a few blocks from here.
ここから数ブロックのところに住んでいる。
There were a few pages missing from the book.
本から数ページなくなっていた。
Few people live to be a hundred years old.
100歳まで生きる人はほとんどいない。
可算名詞と不可算名詞の違いがイマイチわからない方は、数えられる名詞と数えられない名詞の違いは?ネイティブの感覚を理解しようの記事をご覧ください!
littleの意味と使い方
littleは、「ほとんどない」「少ししかない」という否定の意味で用いられます。
notやnoといった否定の言葉が入っていませんが、話者が少量のものに対し、「全然ないな」「足りないな」とネガティブに捉えている際にlittleが用いられます。
littleは、数えられない名詞(不可算名詞)について使います。
本や車といった、数えられる名詞(可算名詞)が「ほとんどない」と言いたいときには、fewを用います。
We have little time left to finish the task.
仕事を終わらせるための時間はほとんど残っていない。
There was little chance for their escape.
彼らが脱出できる可能性はほとんどなかった。
They had little money to spend.
彼らは使えるお金がほぼなかった。
We had little time to sleep yesterday.
昨日はほとんど眠る時間がなかった。
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a littleの意味と使い方
a littleは、「少しある」という肯定の意味で用いられます。
話者が少量のものに対し、「少しならある!」「足りる!」とポジティブに捉えている際には、a littleが用いられます。
時間や知識といった、数えられない名詞(不可算名詞)について使います。
本や車といった、数えられる名詞(可算名詞)が「少しある」と言いたいときには、a fewを用います。
There’s a little chance that the boy will win.
その少年が勝つ可能性が少しある。
She saves a little money every month.
彼女は毎月少し貯金している。
We had a little time to sleep yesterday.
昨日は少しだけ眠る時間があった。
その他の「少し」を表す英語表現
ここでは、その他の「少し」を表す英語表現をご紹介します!
almost no:ほとんどない
almost(ほとんど、もう少しで)+no(全くない、ゼロ)という表現で、「ほぼゼロに近い」ことを表します。
littleやfewと同じく、「足りない」というネガティブな意味合いが強い表現です。
almost noは、不可算名詞と可算名詞のどちらにも使うことができます。
There was almost no place to hide.
隠れる場所はほとんどなかった。
I have almost no friends.
ほとんど友達がいない。
There is almost no chance of rain tomorrow.
明日雨が降る可能性はほぼない。
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hardly any:ほぼない
hardly anyは、littleやfewと同じく、not やnoを使わずに「ほとんどない」というネガティブな意味を表します。
hardlyは単体で、動詞を修飾して「ほどんど〜ない」という否定の意味を表しますので、それにanyをつけることで、名詞について可算・不可算の区別なく「ほとんどない」ことを表します。
I hardly know her.
彼女をほとんど知らない。
I had hardly any money left.
お金がほとんど残っていなかった。
There is hardly any ice in my Coke.
コーラに、ほとんど氷がない。
scarcely any:ほぼない
scarcely anyは、hardly anyと同じ意味で同じように使えますが、hardly anyと比べるとフォーマルであまり頻繁には使われない表現です。
hardly any / little / fewと同じく、「ほとんどない」という否定を表し、後には可算・不可算のどちらの名詞を続けることもできます。
They have sold scarcely any copies of the book.
その本はほとんど売れなかった。
There were scarcely any leaves left on the tree after the storm.
嵐の後で木にはほとんど葉が残っていなかった。
There was scarcely any time for a break.
休む時間はほとんどなかった。
some:いくらかある
someは、「少しある」「いくらかある」といった肯定的な意味で使います。
「多くも少なくもない」という不特定の数量を表し、a little / a few とmuch / manyの中間に位置する単語です。
someの後には、不可算名詞と可算名詞のどちらを続けることもできます。
He has some knowledge of Arabic.
彼はアラビア語について少し知識がある。
She had some interest in the job.
彼女はその仕事に少し興味がある。
You’ve lost some weight, haven’t you?
少し痩せたよね?
a bit of:少しある
a bitで、「ほんの少し」という意味を表し、それにofをつけることで「少しの〜」を表すことができます。
a bitは、「ひとかけら」「細片」といった意味なので、a bit ofの後には基本的には不可算名詞(細かく切っても変化しないもの、抽象名詞など)が続きます。
例えば「I ate a bit of her cookie.」という場合、cookieは「一枚、二枚」という数えられる名詞としてではなく、一枚のクッキーのひとかけらを食べたようなニュアンスになります。
I’ve put on a bit of weight.
少し体重が増えた。
All it takes is a bit of practice.
必要なのは、少しの練習だ。
She went outside to catch a bit of fresh air.
彼女は外に出て少し新鮮な空気を吸った。
また、似た表現である「a bit if a~」 で、「ちょっと〜だ」という婉曲表現をすることができます。
主張や描写を和らげるようなときに用います。
This comes as a bit of a disappointment.
これにはちょっとがっかりした。
I have a bit of a problem.
ちょっとした問題があります。
little a littleの使い分けは簡単!
littleと a littleの違いや使い方、その他「少し」を表す英語表現について解説してきました。
littleは、少量のものを話者が「ない」とネガティブに捉えている場合に使い、「ほとんどない」という否定の意味である一方、a littleは、少量のものを話者が「ある」とポジティブに捉えている場合に使い、「少しある」という肯定の意味で使うことがわかったかと思います。
このような違いは、英語で誤解なくコミュニケーションをする上で必須の知識となります。
しかし、一度で覚えることは難しいため、何度も声に出して練習したり、翌日に復習をしたりと、くり返し学習することが重要です。
ぜひ、何度も記事を見返して、英会話や英作文でアウトプットをしてみましょう!
だんだんと、考えなくても日本語を話すときのように英語表現が出てくるようになりますよ!
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