みなさんは、
広い部屋
広い海
顔が広い
心が広い
肩幅が広い
などを、英語で表現できるでしょうか?
英語には様々なニュアンスの「広い」を表す英語表現がありますが、様々な表現を全て使いこなせている人は少ないのではないでしょうか?
今回は、「広い」を表す英語表現を8つ厳選し、意味や使い方、例文について解説します!
広い=wideばかり使ってしまう人は、この際にbroadやvastなどといった他の表現も学習し、表現力の幅を広げていきましょう!
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目次
「広い」の英語表現を使い分けるポイント
「広い」を表す8つの英語表現について、意味を簡潔にまとめると以下のとおりになります。
wide:「2点間の物理的な横の距離」が大きいことを表す。
broad:より抽象的な意味での「広さ」を表す。
big:「広い部屋」などの空間的広さに関して主観的に表現する場合に用いる。
large:bigと同じく空間的広さを「平均より大きい」という客観的な尺度で表現する場合に用いる。
spacious:「space(空間)+our(〜に満ちている)」からなる単語で、文字通り空間がたくさんあることを表す。
roomy:「room(空間)」があることを表し、空間がたくさんある広々とした様子を表しますが、spaciousよりも口語的な表現。
vast:「非常に、計り知れないほど」大きい・広い様子を表す。
extensive:「extend(拡張する)」という意味を表し、広範囲であることを表す。
以下に、それぞれの意味や使い方について詳しく掘り下げて解説していきます!
big、largeなど「大きい」に関する英単語の使い分けについては、「大きい」を表す英単語15個をネイティブの感覚で使い分ける方法の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください!
wide:2点間の距離が大きい
wideは、2点間の横の距離が物理的に大きいことを表します。
The bus is too wide to enter into the street.
バスは通りに入るには幅が広すぎた。
The cat opened its mouth wide.
猫が口を横に大きく開けた。
broad:抽象的な「広い」
broadは、詩的な表現で使用されることが多く、抽象的な「広い」という意味を持ちます。
実際に野原、谷、川、風景などを描写するときには、wideではなくbroadが好まれます。
The robbery took place in broad daylight.
強盗は白昼堂々と行われた。
The mountains rise green above the broad river.
広い川の上に、緑の山々がそびえている。
She greeted them with a broad smile.
彼女は大きな笑顔で彼らを迎えた。
big:主観的に「大きい・広い」
bigは、主観的に「大きい・広い」ことを表します。
bigと発言している人が「大きい・広い」と感じていれば、それはbigになります。
物理的な大きさに限らず、「大きな心」などの抽象的な大きさにも使うことができます。
I saw a very big building on the way here.
ここに来る途中に、とても大きな建物を見た。
I found a big spider in the kitchen.
台所で大きなクモを見つけた。
Don’t make a big deal out of it.
そのことで大騒ぎするなよ。
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large:客観的に「大きい・広い」
largeは、客観的に「大きい・広い」ことを表します。
他と比較して「平均より大きい・広い」ものや事柄について使います。
This garden is large.
この庭は広い。
It’s the largest city in the country.
ここはこの国で最も大きな都市です。
A large proportion of young people live alone.
若い人の大半が一人暮らしをしている。
A horse is a large animal.
馬は大きな動物だ。
spacious:空間があって広い
spaciousは、「space(空間)」がたくさんある様子を表します。
建物の内部が「広い」「広々している」ことを言いたいときに使います。
The building has a spacious entrance hall.
その建物には、広々とした玄関ホールがある。
This place is spacious enough for a swimming pool.
この場所は、プールが作れるほどの広さがある。
The accommodation is comfortable and spacious.
その宿泊施設は快適で広々している。
roomy:空間があって広い
roomyは、「room(空間)」がたくさんある様子を表し、spaciousと同じ意味で使うことができます。
spaciousよりも口語的な表現です。
The accommodation was roomy and well equipped.
その宿泊施設は広々としていて、設備が整っていた。
I prefer roomy clothes.
ゆったりした服が好きだ。
I want to build a house with a roomy kitchen.
広々としたキッチンのある家を建てたい。
vast:計り知れない大きさ
vastは、計り知れないほど「膨大・巨大・広大」なことを表します。
The government will have to borrow vast amounts of money.
政府は巨額のお金を借りないとならないだろう。
The Sahara is a vast desert.
サハラ砂漠は、広大な砂漠だ。
China is a vast country.
中国は広大な国だ。
extensive:広範囲な、大掛かりな
extensiveは、「extend(拡張する、広げる)」という単語の形容詞形で、広範囲にわたっている様子や大掛かりなことを表します。
He has an extensive knowledge of Science.
彼は科学に関する広範囲な知識を持っている。
There has been an extensive advertising campaign.
大々的な宣伝が行われた。
The selection of the supermarket is extensive.
そのスーパーの品揃えは豊富だ。
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「広い」を用いた慣用表現を英語で言うと?
ここでは、「心が広い」「顔が広い」など、「広い」を使った様々な表現を英語でどのように言えばよいのかについて解説します!
心が広い:generous / broad-minded / big-hearted
心が広いは英語で3通りの言い方ができます。
generous:寛大な
generousは、心が広くて寛大だったり、気前の良い人であることを表す英単語です。
He is a very generous person.
彼はとても寛大な人です。
broad-minded:心が広い
broad-mindedは、日本語の「広い心」と同じ表現で、許容範囲が広いことを表す表現です。
At sixty years old, he was surprisingly broad-minded.
60歳にして、彼女は驚くほど心が広かった。
I think he became broad-minded as he grew up.
彼は成長すると共に心が広くなったと思う。
big-hearted:大きな心を持つ
big-heartedは、「大きな心を持つ」という意味で、なんでも包み込んでくれるような性格を表す表現です。
have a big heartと言うこともできます。
I want to be a big-hearted person.
心が広い人になりたい。
I want to have a big heart.
広い心を持ちたい。
顔が広い:well-connected / widely-known
「顔が広い」とは、知人や友人がたくさんいることを表しますが、英語では「顔が広い(wide face)」のような表現はしません。
その代わりに「顔が広い」という意味で使える表現をご紹介します!
well-connected:コネがたくさんある
たくさんの人と繋がり(connection)がある様子をwell-connectedと表現します。
He is well-connected.
彼は顔が広い。
widely-known:広く知られている
色々な人に広く知られており、有名であるような様子をwidely-knownと表現します。
She is widely-known.
彼女は顔が広い。
know a lot of people:たくさんの人を知っている
あるいはよりシンプルに、「たくさんの人を知っている」と表現することも可能です。
She knows a lot of people.
彼女は顔が広い。
幅広い知識:broad knowledge / extensive knowledge
「幅広い知識」と言いたいときには、broadもしくはextensiveを使います。
He has a broad knowledge of history.
彼は歴史の幅広い知識を持っている。
She has an extensive knowledge of English.
彼女は英語に関する幅広い知識を持っている。
wideを使いたい場合は、wide range(広い範囲)のように用います。
She commands a wide‐ranging knowledge of science.
彼女は幅広い科学の知識を自由に使いこなす。
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wideを使った英語イディオム
ここでは、wideを使ったイディオム(慣用表現)をご紹介します!
日常会話や海外ドラマなど、頻出の表現になりますので、この機会に覚えておきましょう!
wide awake:ぱっちり目覚めている
wide awake は、完全に目が覚めている状態を言います。
目が冴えている様子から派生して、警戒した様子や、機敏に対応できること、抜け目がない様子についても表すことができます。
It was 4 am and we were still wide awake.
午前4時だったが、我々はまだ目が冴えていた。
You need to be wide awake to avoid accidents when you drive.
事故を防止するために、運転する際には注意深くなる必要がある。
wide open:広く開けている
wide openは、広く開いている状態を言います。
物理的に窓などが「全開」である状態を表す他、選択肢などが「広く開かれている」、スロットルが「全開」、悪影響などに「全開=無防備」という意味などで使われます。
It’s cold in here! I don’t understand why you keep the window wide open!
部屋の中は寒いよ!なんで窓を全開にしているのか理解できない!
You’re still 19. The future is wide open to you.
君はまだ19歳だ。未来は無限に開かれているよ。
Come on, I’m wide open!
おい、僕はノーマークだぞ!
(スポーツでディフェンスされずに開いている状態を表す)
He must have been wide open when he passed us.
僕らを抜いたとき、彼はエンジン全開だったに違いない。
This system is wide open to abuse.
この制度は、悪用し放題だ。
「広い」を使い分けるコツは?
「広い」を表す様々な英語表現および「顔が広い」などの慣用表現の英語表現、wideを使った英語イディオムなどをご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
「広い」だけでも、様々なニュアンスの英語表現があり、それぞれ意味や使い方に違いがあることがわかったかと思います。
いつも同じ英単語ばかり使ってしまうという人は、意識して異なる表現を用いることがないと、いつまでたっても使える表現の幅は広がっていきません。
今回学んだ英語表現は「なるほど」で終わらせずに、会話の中で意識して使うことで、豊かな表現力と会話力を身につけていきましょう!
ただ、独学で英語を勉強していて
ここの文法がわからないな・・・・
この単語と単語の違いって何なんだろう?
TOEICやTOEFLの効率の良い勉強法が知りたい・・・
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