みなさんは「正しい」を表す英語表現、
right
correct
の違いがわかりますか？
どちらも「正しい」という意味を表すので、どのように使い分ければよいのか迷ってしまいますよね。
しかし、rightとcorrectのニュアンスは異なるため、ネイティブはしっかりと使い分けを行っています。
今回は、rightとcorrectの違いや使い方、その他「正しい」を表す英語表現について解説します！
この記事を最後まで読めば、rightとcorrectの違いをすっきり理解し、使い分けられるようになりますよ！
ぜひご覧ください！
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目次
rightとcorrectの違いは？
rightとcorrectはどちらも「正しい」を意味しますが、ニュアンスが異なります。
rightは、よりカジュアルな表現で、物事に対して「正しい」と個人が判断するようなニュアンスがある一方、correctは、よりフォーマルな表現で、推測や回答、仮説などが「正確である」というニュアンスがあるという違いがあります。
I don’t think that’s right.
→それ、なんか違う気がする。（感覚的）
I don’t think that’s correct.
→それ、正しくないと思う。（誤りがある）
それでは早速、rightとcorrectの詳しい違いや使い方について、以下に解説していきます！
rightの意味と使い方
rightは、よりカジュアルな表現で、物事に対して「正しい」と個人が判断するような場合に用いることができます。
倫理的・道徳的に「正しい」というニュアンスがある表現です。
また、rightは、“You are right.（あなたの言う通りです）”のように、「人」に対して使うことができます。
You took the right bus.
正しいバスに乗ったよ。
That doesn’t feel right to me.
それ、なんか正しくない気がする。
You were right about the weather.
天気のこと、君が正しかったね。
It’s not right to ignore people.
人を無視するのは良くないよ。
It’s the right thing to do.
それが正しい行いだよ。
correctの意味と使い方
correctは、よりフォーマルな表現で、推測や回答、仮説などが「正確である、正しい」というニュアンスがあります。
correctは、rightと異なり、“✕ You are correct（あなたは正確だ）”のように「人」に対して使うことはできません。
Your answer is correct.
君の答えは正解です。
Please check if my spelling is correct.
綴りが正しいか確認してください。
That is the correct form of the verb.
それがその動詞の正しい形です。
You entered the correct password.
正しいパスワードを入力しました。
That’s not the correct way to use this word.
その単語の使い方としては正しくないよ。
Is this the correct address?
これは正しい住所ですか？
また、correctは動詞でも用いることができ、その場合には「直す」「修正する」という意味になります。
Please correct my grammar.
私の文法を直してください。
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その他「正しい」を表す英語表現
ここでは、その他「正しい」を表す英語表現をご紹介します！
true：本当である
trueは、物事が本当である、事実であるというときに用いられます。
trueの反対は、false（誤り）です。
His story turned out to be true.
彼の話は本当だった。
That’s not true.
それは事実じゃない。
Is it true that you lived in Canada?
カナダに住んでたって本当？
That’s not true at all.
それは全然本当じゃないよ。
The rumor turned out to be true.
その噂は本当だったと判明した。
accurate：正確である
accurateは、情報や測定値などにズレが少なく、正確であることを表します。
The report is accurate.
その報告書は正確だ。
This watch is very accurate.
この時計はとても正確だ。
Her estimate was accurate.
彼女の見積もりは正確だった。
The weather forecast was accurate today.
今日は天気予報が当たってた。
Your measurement isn’t accurate enough.
その測定は十分に正確じゃないよ。
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exact：完全に一致
exactは、「まさしく、ちょうど」という意味で、寸分の狂いもなくぴったりと一致することを表します。
This is the exact same color.
これはまったく同じ色だ。
This is the exact spot where we met.
ここが私たちが会ったまさにその場所だよ。
I can’t remember the exact date.
正確な日付が思い出せない。
What’s the exact time now?
今の正確な時間は？
precise：細かい部分まで正確に
preciseは、専門的・技術的な精密さを表します。
細かい部分まで行き届いていて、正確であることを表します。
We need precise measurements.
正確で細かい測定が必要だ。
Her instructions were very precise.
彼女の指示はとても細かく明確だった。
Can you be more precise about the time?
時間についてもう少し具体的に教えて？
The machine requires precise control.
この機械には精密な操作が必要だ。
This tool is extremely precise.
この器具は非常に精密だ。
rightとcorrectを使い分けるコツは？
rightとcorrectの違いや使い方、その他「正しい」を表す英語表現の使い分け方について解説してきました。
rightは、よりカジュアルな表現で、物事に対して「正しい」と個人が判断するようなニュアンスがある一方、correctは、よりフォーマルな表現で、推測や回答、仮説などが「正確である」というニュアンスがあることがわかったかと思います。
このような微妙なニュアンスの違いを理解できるか否かが、英語初心者と英語中上級者との分かれ道になります。
英語を仕事にしたり、英語で心の通ったコミュニケーションをしたい場合には、このような表現の違いを理解することが必須です。
今回学んだ表現を記憶に定着させるために、何度も口に出して練習し、実際に英会話や英作文のアウトプットも行いましょう！
徐々に、頭ではなく心で使い分けができるようになりますよ！
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