こんにちは!Aitemです!
9月になりましたけど、どうでしょう。
まるで変わらずの気温ですね!笑
暑い、とにかく暑いですよね!
そんな時、食べたくなるものはなんでしょうか?
アイス?
タピオカ?
様々あるかと思いますが、
今回お話ししたいのは
「カレー」
についてです!
暑いからやめてくれ〜汗
本当にそうですよね(他人事…笑)
でもこのカレー、今でこそ親しみを持たれていますが
どこからどのようにして日本に伝わってきたのか
分かる方、いるでしょうか?
そうなんです、意外とわからないんですよね。
今回はそんなカレーの歴史についてお話ししていこうかな!
と思っています!
カレーの起源は??発祥は??
「カレー」とはインド発祥または同地域の料理に使われている
特徴的なスパイスを使った料理のこと
と一般的には定義されています。
つまり、様々な料理が含まれるため、
1品ごとに考えると発祥も起源も異なってきます。
…もうややこしいですよね。笑
しかし、現在馴染みのあるカレーはインド発祥のスパイスを利用してるため、
インド発祥といっても過言ではない。
のだそうです。
となると結局インドから伝わった、ということで
いいんですかね?笑
しかし、ここからです。
実はカレーという言葉、それ自体はインドではなく、
なんとイギリスから広まった言葉なのです。
え!?イギリス?!
関係なくない?!
そう思う方もいるでしょう。
しかし、イギリスとカレーは歴史的にも深い繋がりがあるのです!
「カレー」の歴史から見える世界
ということですが、、
カレーという言葉の背景をここで深堀りしていこうかなと思います。
いざこうやって背景を辿っていくと、
植民地や政治的な側面が見えてきますが、
主な説としては2つあります!
英語のCury
これが1つ目の説です。
13世紀、当時のイングランド王はフランス語で
「料理する、煮る、グリルする」の意味を持つ「Cuire」を
元にして言葉を作ったのです。
そして、数多くの料理人や知識人を集めて
「The Forme of Cury」
というイギリス料理の本を作ったと言われています。
タミル語の「Kari」
これが2つ目なのですが、
最も有力な説とされているのがタミル語の「Kari」です。
14世紀、ポルトガル人が当時世界で
最も貴重なスパイスを求めインドの西海岸へ渡ったのです。
そこで出会った
「スパイシーでとろみのあるシチュー」
を表現するための言葉が見つからずタミル語の
Kariを元に「Carel」という言葉をつくったのです。
そしてその後、アジア貿易を目的としたイギリス東インド会社の設立により、
イギリス人は貿易の権利をポルトガル人から勝ち取りました。
このような側面から「Carel」は英語で「Curry」と発音されるようになり、
イギリス人の舌に合うようにアレンジされていったのです。
こんな歴史的な背景があるなんて、、なかなか思わないですよね。
小中学校で習ったアヘンの密輸覚えてますか?
あそこでカレー粉もともにアジア各地に広がったようです。
僕もそうでしたが、
アヘン、と聞くとピンとき始める方は多いのではないでしょうか?笑
いつから日本に?
これがどのようにして日本へ広がり、人気になったのでしょうか?
これは皆さんある程度予想が着くのではないでしょうか?
はい、鎖国による制限からの解放とともにカレーが入ってきたのです。
過去、日本はこれでもかというほど鎖国を通し、
外国との繋がり、貿易を絶って生きてきました。
そこであんなに美味しいものが伝えられてきたら…
もうたまらないですよね。笑
さらに追い討ちをかけるように当時の日本は富国強兵の政策がとられ、
軍人を鍛えるために高タンパク質で栄養価の高い料理を
食べてもらう必要がありますよね、
そこでカレーは栄養摂取のために大変都合の良い食事だったのです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私たちが普段何気なく口にしているカレー。
それ1つとっても知られざる歴史がたくさんですよね!
もちろんタメになるわけではありませんが…笑
こうやって何かのルーツを探っていくって
とても面白いですよね!