みなさんは、「終わる」を表す英語表現
end
finish
の違いがわかりますか?
endとfinishは、どちらも「終わる」を意味するため、どのような違いがあり、どのように使い分ければよいのか、迷ってしまいますよね。
今回は、endとfinishの違いや使い方、その他over / close / completeなど「終わる」を表す英語表現との違いも解説します!
この記事を最後まで読めば、「終わる」の英語表現やスラングの違いを理解し、自在に使い分けられるようになれますよ!
ぜひご覧ください!
また、英会話スクールAitemでは公式LINEを追加すると
海外ドラマフレーズ集500(超厳選)
効率が10倍良くなる勉強法
留学/ワーホリ/海外旅行プランの立て方
留学なしで英語話せるようになるプランの立て方
プチ英語相談
無料英語力診断
の豪華6特典が配信されます!
TOEIC満点・IELTS9.0(R)・英検1級など、英語のプロが手がけました!ぜひご登録ください!
目次
endとfinishの違いは?
endとfinishは、どちらも「終わりにする」という意味ですが、ニュアンスが異なります。
endは、物事を自分の意志や選択で「終わりにする」、もしくは区切りとしての「終わり」「終点」を表すというニュアンスがある一方、finishは、タスクや行動を最後まで「完了する」「遂行する」というニュアンスがあるという違いがあります。
She decided to end the relationship.
彼女はその関係を終わらせることにした。
(意志で終わりにする)
The class ends at 3 o’clock.
授業は3時に終わる。
(区切りを表す)
I finished my homework.
私は宿題をやり終えた。
(動作の遂行を表す)
それでは早速、それぞれの違いや使い方について詳しく解説していきます!
endの意味と使い方
endは、自分の意志や選択によって物事を終わらせる場合、もしくは区切りとしての終わりや終点を表すというニュアンスがあります。
いずれにせよ、終わりに印をつけるようなニュアンスがあると覚えておくとよいでしょう。
The manager decided to end the meeting early.
マネージャーは会議を早めに終わらせることに決めた。
The year ends in December.
1年は12月で終わる。
The company ended the contract last month.
会社は先月契約を打ち切った。
The word ends with the letter “s”.
その単語は「s」で終わる。
The century ended in 2000.
その世紀は2000年に終わった。
finishの意味と使い方
finishは、物事やタスク、プロセスなどを「完了する」「遂行する」というニュアンスが強くあります。
ひとつの物事を完全に終えて、次の段階に移行するようなときに用いられます。
I finished my homework.
宿題を終えた。
She finished painting the room.
彼女は部屋のペンキ塗りを終えた。
She finished writing the report yesterday.
彼女は昨日レポートを書き終えた。
We need to finish cleaning the room before the guests arrive.
お客さんが来る前に部屋の掃除を終わらせる必要がある。
After finishing the race, he felt very proud.
レースを完走した後、彼はとても誇らしかった。
海外ドラマ1000時間観たスタッフの力作!
LINE登録で
厳選フレーズ集500もらう!
そのほか豪華6特典も配信!!
その他「終わる」を表す英語表現
ここでは、その他「終わる」を表す英語表現をご紹介します!
over:状態や期間が終わる
overは、継続していた状態や一定の期間が、自然に終わりを迎えた状態を表します。
overは、finishやendとは異なり、行為者の意志が関係ないことも多く、終わった状態を客観的に説明するようなニュアンスがあります。
The concert is over.
コンサートは終わった。
The holiday is over.
休暇は終わった。
It’s over between us.
私たちの間はもう終わりだ。
close:締めくくる
closeは、何かを正式に終わらせたり、締めくくるようなニュアンスがあります。
ビジネスやイベント、交渉などの文脈で使われることが多いです。
They decided to close the deal.
彼らは取引を成立させることにした。
The store closes at 9 pm.
その店は9時に閉まる。
We need to close this chapter of our lives.
私たちはこの人生の章を閉じる必要がある
complete:完全にする
completeは、「完成させる」「完了する」という意味で、欠けている要素を全てそろえて、完全な形にするようなニュアンスがあります。
finishは、一連の作業をやり遂げることに焦点が当たっているのに対し、completeは欠けている部分を埋めて、完璧に仕上げるということに焦点が当たっているという違いがあります。
We completed the project on time.
プロジェクトを期限内に完成させた。
Please complete the form.
フォームに全部記入してください。
You complete me.
君がいることで私は完全になる。
stop:中断する
stopは、一連の作業の途中で中断する、やめることを表します。
finishのようにやり遂げるのではなく、物事を途中でやめたり、停止したりするときに使います。
I stopped writing the report.
レポートを書くのをやめた。
She stopped eating her lunch.
彼女は昼ご飯を食べるのをやめた。
done:終わっている状態
doneは、終わっている状態を表し、終わるという行為よりも、その後の結果や現状に焦点が当たっている表現です。
I’m done with my homework.
宿題はもう終わっている。
(ニュアンス:遊ぶことができる、など)
He’s done cleaning.
彼はもう掃除を終えている。
(ニュアンス:部屋は綺麗だ、など)
I’m done!
もううんざり!
(ニュアンス:関わりたくない、など)
cease:終了する
ceaseは、フォーマルな表現で、「終了する・停止する」ことを表します。
公式な文書や法律文書、古風な言い回しなどでよく用いられ、突然、完全にやめるようなニュアンスがあります。
The company ceased operations last year.
その会社は昨年、業務を停止した(廃業した)。
He never ceases to amaze me.
彼はいつも私を驚かせてばかりだ。
(驚かせることをやめることは決してない)
The noise finally ceased.
その騒音はようやくやんだ。
海外ドラマ1000時間観たスタッフの力作!
LINE登録で
厳選フレーズ集500もらう!
そのほか豪華6特典も配信!!
terminate:計画的終了
terminateは、正式に計画に沿って終了するようなときに用いられます。
契約やプログラム、雇用などの文脈でよく用いられます。
The company terminated his contract.
会社は彼の契約を打ち切った。
The agreement will be terminated at the end of the year.
その合意は年末に終了する予定です。
The process was automatically terminated.
そのプロセスは自動的に終了された。
This train terminates at Tokyo Station.
この列車の終点は、東京駅です。
call it a day:ここまで
call it a dayは、仕事や活動、作業などを切り上げるときに用いるスラングです。
終わりにしよう、ここまでにしよう、などと提案するときによく使われる、カジュアルな表現です。
It’s already 6 p.m. Let’s call it a day.
もう6時だ。今日はこのへんで終わりにしよう。
We’ve done enough for now. Let’s call it a day.
今はもう十分やったし、終わりにしよう。
After ten hours of hiking, we called it a day.
10時間ハイキングしたあとで、私たちはその日は切り上げた。
「終わる」の英語を使い分けるコツは?
endとfinishの違い、その他「終わる」を表す英語表現の違いについて解説してきました。
endは、物事を自分の意志や選択で「終わりにする」、もしくは区切りとしての「終わり」「終点」を表すというニュアンスがある一方、finishは、タスクや行動を最後まで「完了する」「遂行する」というニュアンスがあるという違いがあることがわかったかと思います。
このような微妙なニュアンスの違いを理解し、使い分けられるようになると、英語の中上級者の仲間入りができます。
そのためには、インプットを行うだけでなく、アウトプットができるようになるまで例文を何度も口に出し、空で言えるようにすることが有効です。
なぜなら、そうすることで、英語のストックが増え、口から表現が自然に出てくるようになるからです。
今回学んだ表現も、例文を口に出して練習し、実際に英会話の中で使えるのか試してみましょう!
繰り返しているうちに、英語で、自分の気持ちをありのまま伝えられるようになることを実感できますよ!
また、英会話スクールAitemでは公式LINEを追加すると
海外ドラマフレーズ集500(超厳選)
効率が10倍良くなる勉強法
留学/ワーホリ/海外旅行プランの立て方
留学なしで英語話せるようになるプランの立て方
プチ英語相談
無料英語力診断
の豪華6特典が配信されます!
TOEIC満点・IELTS9.0(R)・英検1級など、英語のプロが手がけました!ぜひご登録ください!