notとnoの使い分けに悩んだことはありませんか?
どちらも否定を表す単語ですが、使い方やニュアンスが異なり、場合によっては全く違う意味になることがあります。
今回はnoとnotの違いや使い方、noとnotを使った慣用表現について、例文も交えながら詳しく解説します!
この記事を読めば、noとnotの使い分けに悩むことはなくなります!
ぜひご覧ください!
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目次
noとnotは否定するものが違う!
noとnotは品詞が違うため、否定するものが異なります。
noは形容詞なので、名詞を否定します。
notは副詞なので、名詞以外の全てを否定します。
また、be動詞の否定にも通常notが使われます(例外もあります)。
例文
There was no one left on the dance floor.
-ダンスフロアには誰も残っていなかった。
It is not exactly Japanese food.
-これは厳密には日本食でない。
Not knowing what to do, I just stood still.
-何をしたらいいかわからなかったので、ただ立っていた。
I’m not a student.
-私は学生ではありません。
noとnotは否定する気持ちが違う!
noとnotでは、否定する気持ちの入り方が違います。
noは否定を強調しており、「さっぱり〜ない」といったニュアンスがあります。
一方、notは強調のニュアンスはなく、ただ「〜ない」と否定するだけです。
次の例を見てみましょう。
A:I don’t have any idea.
B:I have no idea.
この2文はどちらも日本語で「全くわかりません」と訳すことができますが、ニュアンスが異なります。
Aの“I don’t have any idea”はただ「何もアイディアがありません」と言っているだけです。
一方、Bの”I have no idea”の方は”no”を強調して話すことで、「知るわけがない」「さっぱりわからない」「意味不明」などというような、苛立ちが感じられることもあります。
場合によっては失礼と思われる可能性もありますので、noを使うときには注意が必要です。
逆に、強い否定の気持ちを表すことができるので、謙遜したり、相手を安心させるときにはぴったりでしょう。
例文
No problem.
-いいんですよ。
(全く問題ではないです)
No worries.
-気にしないでください。
(全く気に病むことではないです)
このように、“no”は単なる否定ではなく、否定を強調したいときに使うことができると覚えておきましょう。
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”He’s not genius”と”He’s no genius”は全く違う意味?
noとnotは気持ちの入り方が違いますので、強く否定したいときにはbe動詞の否定にもnoが使われることがあります。
このような場合、ルールを破るほど話し手の気持ちが強く現れていますので、通常のnotを使った否定文と全く意味が異なってきます。
次の例文を見てみましょう。
He’s not genius.(通常の否定文)
He’s no genius.(noの否定文)
“He’s not genius”は、ただ単に「彼は天才ではない」と否定しているだけです。
しかし”He’s no genius”は、geniusを強く否定しますので「彼は天才なんてもんじゃない」「むしろバカだ」という逆の意味まで含みます。
会話でも、”no”は強くゆっくりめに発音されます。
もう一つ例をみてみましょう。
He’s not a teacher.(通常の否定文)
He’s no teacher.(noの否定文)
notの場合、ただ「彼は先生でない」と否定しているだけです。
一方、noでは「彼は先生とは程遠い人格だ」「先生の資格なんてない奴だ」という意味になります。
このように、noを使うと話し手の非常に強い否定の気持ちが入ってしまいますので、気をつけて使う必要があります。
noとnotを使った慣用表現
ここでは、noやnotを使った慣用表現を紹介します。
どれも日常会話でよく使う表現ですので、この機会にマスターしてしまいましょう!
no use / no good:無駄だ
no use /no goodで「意味がない、無駄だ」という意味になります。
例文
I tried to stop, but it was no use.
−止めようとしたが、無駄だった。
It is no use looking for the key here. It’s been two months since you lost it.
−ここで鍵を探しても無駄だよ。失くしてから2ヶ月経ってるんだから。
Apologizing would do no good.
−謝罪したって意味ないよ。
no wonder:当然だ
no wonderで「不思議でない、当然だ」という意味になります。
“no wonder”と単体で、「道理で」「なるほど」という意味で使うこともできます。
例文
No wonder she looked so sad.
−道理で彼女が悲しそうだったわけだ。
It’s no wonder you should be angry.
−君が怒るのも当然だ。
not at all:全く〜ない
not at allで、「全く〜ない」という否定の強調になります。
また、単体で使って「No problem」や「You’re welcome」の意味にもなります。
例文
Thank you very much for your help.
–Not at all.
助けてくれて本当にありがとう。
-いいんですよ。
I’m not tired at all.
-全然疲れていないよ。
Do you mind if I excuse myself for a second?
–Not at all.
少し席を外してもよろしいですか?
全然いいですよ。
I’m not at all happy with the situation.
-私は全くこの状況に満足していない。
no more than:しかない
no more than〜で、「〜しかない」という意味になります。
「少ないなあ!」「たったこれしかないのか!」という気持ちが入った表現で、「only」に近い使い方ができます。
no more thanを取り除いても同じ状況を示すことができますが、no more thanを加えることで、「しかない!」という気持ちを表現します。
noの「全く、全然」という強い否定が「more than〜(=〜より多い)」にかかっているので、「〜より多い状態とはかけ離れている」→「たった〜しかない」ということになります。
例文
He’s no more than 7 years old.
−彼はまだたったの7歳だ。
Her threat is no more than bluff.
-彼女の脅しははったりにすぎない。
I earn no more than 10 dollars a day.
-私は1日にたったの$10しか稼げない。
not more than:多くても
not more thanは、「at most(=多くても)」という意味になります。
notで「more than〜(=〜より多い)」を否定しているので、「〜よりは多くない」ということになります。
実際は、同じかそれより少ない可能性もあります。
例文
Take not more than three candies.
-お菓子は3つまで取ってください。
There are beautiful mountains not more than ten minutes walk away.
-徒歩10分圏内に、美しい山々がある。
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no less than:もある、劣らない
no less than〜で、「〜もある」という意味になります。
「意外と多い!」「少しも劣らない!」という気持ちを表すことができます。
no less thanを取り除いても同じ状況を示すことができますが、no less thanを加えることで、「思ったより程度が大きい!」という気持ちを表現することができます。
noの「全く、全然」という強い否定が「less than〜(=〜より少ない、及ばない)」にかかっているので、「〜に及ばない状態とはかけ離れている」→「〜もある」「〜に劣らない」ということになります。
例文
No less than half of us said yes.
-私たちの半数以上もの人が「イエス」と言った。
He won no less than $10000 in the lottery.
−彼は宝くじで1万ドルも当てた。
He is no less impressive than his brothers.
-彼は兄弟たちと全く劣らず素晴らしい。
He is no less than Avengers.
−彼はアベンジャーズのスーパーヒーローも同然だ。
not less than:少なくとも
not less thanは、「at least(=少なくとも)」という意味になります。
notで「less than(=〜より少ない)」を否定しているので、「〜より少なくはない」ということになります。
実際は同じか、それより多い可能性もあります。
例文
It is estimated that not less than half a million people died in the famine.
-その飢饉で少なくとも50万人の人が亡くなったと推定されている。
Use as many words as you like but not less than 200.
-少なくとも200語以上で、好きなだけ単語を使用してください。
noとnotの使い方をマスターしよう!
いかがでしたか?
noとnotは似ているようで、使い方やニュアンスが異なることがわかったかと思います。
何度も見返して、実際に表現を使ってみることで、noとnotの使い方をマスターしましょう!
ただ、独学で英語を勉強していて
ここの文法がわからないな・・・・
この単語と単語の違いって何なんだろう?
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