みなさんは「仕事」を表す英語表現work / job / businessの違いや使い分け方がわかりますか?
「仕事」と言っても「作業」、「職」、「役割」などさまざまな内容を意味するように、英語でも「仕事」を表す単語がたくさんあります。
この記事では、「仕事」を表す英語表現の違いや使い分けの方法についてご紹介します!
表現の違いを理解し使い分けができるようになると、英語のコミュニケーション能力がアップしますので、ぜひご覧ください!
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目次
work / job / business の違いまとめ
work / job / business はどれも「仕事」を表しますが、それぞれニュアンスが異なるので、文脈によっては使い分けが必要になってきます。
workは、広く何かを達成するためにする労働のことをいいます。
「労働」「働くこと」という行為そのものを表す概念です。
jobは、成果が求められる具体的な仕事のことをいいます。
職業や雇用、具体的な作業内容、やるべき務めなどを表し、workよりも責任感を感じる言葉です。
businessは、「ビジネス」「商売」といった、お金を生み出す活動全般を表します。
また、businessは仕事の中でも、自分が所有して運営する企業や事業、お店などのことをいいます。
プライベートの対比としての「仕事」という意味あいもあります。
workの意味と使い方
workは、広く、何かを達成するためにする労働のことをいいます。
具体的に特定の作業を頭に浮かべているわけではなく、「労働」「働くこと」という行為そのものを表す概念です。
そのため、名詞の場合「数えられない名詞」として用います。
数えられる名詞と数えられない名詞の違いについては、数えられる名詞と数えられない名詞の違いは?ネイティブの感覚を理解しようの記事で詳しく解説していますのでご覧ください!
I finish work at 5:30.
仕事は五時半に終わる。
I can’t check my phone when I’m at work.
仕事中はスマホをチェックできない。
workはまた、「働く」「仕事をする」という動詞として用いることもできます。
jobやbusinessは、動詞としてこのような使い方はできません。
I have to work on weekends.
週末も仕事をしないとならない。
I work for an insurance company.
保険会社で働いている。
workは、必ずしもお金を受け取らない「作業」にも用いることができます。
Learning English takes hard work and patience.
英語を学ぶには、努力と忍耐力が必要だ。
Thank you for your hard work.
ご苦労様でした/お疲れさまでした。
またworkは「仕事における作業」だけでなく、身体や頭を使って取り組む作業全般を指すことができます。
例えば、「勉強する」「機械が動作する」「作品を作る」「食べる」などもworkで表します。
I’m still working on it.
まだ取り組んでいる(作業している/食べている/作っている)最中だ。
I’m still working on my English.
まだ英語を学んでいる最中だ。
This method worked for me.
この方法は私にはうまく作用した(効果的だった)。
This hotel key card doesn’t work.
このルームキーがうまく反応しない。
workには、「職場」「勤め先」という意味もあります。
I go to work by car.
職場には車で行く。
I’m looking for work.
仕事を探している。
Kathrine is a friend from work.
キャサリンは職場の友人だ。
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jobの意味と使い方
jobは、給料や成果を得るために行う具体的な仕事のことをいいます。
職業や雇用、具体的な作業内容、やるべき務めなどを表します。
例えば「コンビニアルバイト」「看護師」「レストランのウェイター」などの個別の職や職務はjobになります。
そのため、jobは「数えられる名詞」として用いられます。
I’m looking for a better job.
より良い職を探しています。
I got a part-time job as a waiter.
ウェイターのアルバイトが決まった。
I quitted my job.
仕事を辞めた。
また、成果が期待されている作業であれば、給料が発生しない作業でもjobが用いられます。
例えば、人やモノが「役割・機能・責任」を持っている事柄などがあります。
Raising kids is a difficult job.
子供を育てることは、大変な任務だ。
The heart’s job is to circulate blood.
心臓の役割は、血液を循環させることだ。
I was given the job of delivering the bad news.
悪い知らせを伝える役割が与えられた。
You did a great job!
よくやった!
businessの意味と使い方
businessは「ビジネス」「商売」「仕様取引」といった、お金を生み出す活動全般を表します。
He knows nothing about business.
彼はビジネスについて何も知らない。
He is not capable enough to succeed in business.
彼にはビジネスで成功するだけの能力がない。
The trading companies do business all over the world.
その貿易会社は世界中で取引を行っている。
また、businessは商業を行う企業や店などの組織、またそれらが従事する業界や業種のことをいいます。
My parents don’t know how to run a business.
両親は会社を経営する方法を知らない。
The company began as a small family business.
この会社は小さな家族経営の企業から始まった。
May I ask you what business you’re in?
どの業界で働いていらっしゃるか聞いてもよろしいですか?
プライベートの対比として、仕事上の業務の一環として行うことを表し、「仕事」「ビジネス」という意味でも用います。
I’m here on business.
ビジネスで来ました。
Is this phone call business or pleasure?
この電話は遊びと仕事とどっち?
businessは形容詞として「仕事上の」「ビジネスの」という意味で用いることもよくあります。
I had a business lunch with a client.
顧客とビジネスランチをした。
I’m going on a business trip to New York next week.
来週ニューヨークに出張に行く。
「仕事」を表すその他の英語表現
ここでは、work / job / business 以外の「仕事」を表す英語表現をご紹介します!
career:一生の仕事
careerは、日本語でもキャリアと言うように、「経歴」という意味で使われますが、人生を通して行う「仕事」という意味でも使われます。
過去から未来までのつながりを感じる表現です。
My family comes before my career.
仕事よりも家庭の方が大事だ。
She began her career as a teacher.
彼女は教師としての道を歩み始めた。
task:職務
taskは、仕事の中で行う個別の課題や任務のことを言います。
複数のtaskが集まって、一つのjobを構成しているイメージです。
taskはまた、困難であったり、気が乗らなかったりする仕事という、少しネガティブなイメージのある単語です。
To raise children is not an easy task.
子供を育てることは簡単な仕事ではない。
Our first task will be to cut taxes.
我々の最初の任務は税を減らすことになるだろう。
assignment:業務
assignmentは「割り当てられたもの」という意味で、宿題のように、先生や上司などから割り当てられた課題や任務、業務のことを言います。
I hope your assignment in Canada is successful.
カナダでの仕事がうまくいくことを祈っています。
My career in the company includes many overseas assignments.
この会社での私の職歴には数多くの海外勤務が含まれる。
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occupation:職業
occupationは、jobのフォーマルな言い方で「職業」を表します。
自分の属性として、職業を表すときに使います。
申請書などの書類にある「職業欄」には「occupation」と記載があることが多いです。
Please write your name, address, and occupation.
名前と住所と職業を書いてください。
Her occupation is a doctor.
彼女の職業は医者だ。
profession:専門職
professionは、特別なトレーニングやスキル、免許が必要な専門的な職業を表します。
例えば、教師、医師、弁護士、俳優・女優、芸術家、建築士などが挙げられます。
He is a teacher by profession.
彼の職業は教師です。
Teaching is his profession.
彼の職業は教師です。
position:職
positionは、具体的な「仕事の口」や「(役)職」のことを表します。
日本語で「教授のポジションを狙っている」などと言うときの「ポジション」と同じと考えてOKです。
She is seeking a new position.
彼女は新しい職を探している。
No candidate fulfills all the criteria for this position.
この職に必要な基準を全て満たす候補者は一人もいない。
labor:肉体労働
laborは、仕事の中でも特に、肉体労働や骨の折れる仕事のことを言います。
また、「苦労」「労力」などという意味もあります。
How do you feel about labor unions?
労働組合についてどう思いますか?
This machine saves us a lot of labor.
この機械のおかげで、たくさんの労力が省ける。
duty:職務
dutyは、仕事や生活の中で求められる行動や機能、タスクなどのことを言います。
I’ll take over your duties.
あなたの仕事を引き継ぎます。
Her primary duty was to arrange the meeting.
彼女の主な職務は、会議を設定することだった。
vocation:天職
vocationは、「天職」「適職」「使命」のことを言います。
He finally found his true vocation as a doctor.
彼はついに医師という真の天職を見つけた。
Nursing is not just a job—it’s a vocation.
看護はただの職ではない。天職だ。
work / job / business を使い分けるコツは?
work / job / business の違いや使い分け、その他「仕事」を表す英語表現について解説してきました。
work / job / businessのニュアンスの違いが分かったかと思います。
このような英単語の微妙なニュアンスの違いが理解できると、英語でのコミュニケーション力が飛躍的にアップします。
しかし、知識は読んだだけではなかなか身につきません。
アウトプットすることで初めて使えるようになります。
今回学んだ表現を作文や英会話の中でたくさん使って、英語の表現力をどんどんアップさせましょう!
ただ、独学で英語を勉強していて
ここの文法がわからないな・・・・
この単語と単語の違いって何なんだろう?
TOEICやTOEFLの効率の良い勉強法が知りたい・・・
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