英語で「問題」と言いたいとき、
problem
issue
matter
などが浮かびますよね。
日本語ではどれも「問題」と表現することができますが、微妙にニュアンスが異なります。
このような微妙なニュアンスの違いを理解し使い分けることができると、誤解を防ぐことができます。
この記事では、「問題」を表す英単語problem/issue/matterの違いや、使い分け、その他「問題」を表す英語表現について、豊富な例文を用いてわかりやすく説明しています!
この記事を読めば、誰でも簡単に使い分けられるようになりますので、ぜひご覧ください!
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目次
problem/issue/matterの違い
problem/issue/matterは、どれも「問題」を表しますが、使い分けが必要です。
problemは「解決すべき問題」を表し、解決しないと影響や害が出てくるようなネガティブな事柄に対して使います。
issueは、「懸念事項」を表し、problemほど重大でない問題を表します。
取り組むべきではあるけれども、problemほど自分に大きな影響や害が及ばないことが多いです。
ネガティブな事柄に対して使います。
matterは「事柄」を表し、ネガティブな問題でなくても用いられます。考えたり、対応する必要がある事柄に対して用います。
問題の深刻度や対応の緊急性で言うと、
problem > issue > matter
(緊急性高い)←→(緊急性低い)
という関係になります。
problem:解決策すべき問題
problemは、解決しないと大きな影響や害が及ぶような、放置できない問題に使います。
例えば、職を失った、スマホが壊れた、トイレが詰まった、などが挙げられます。
ネガティブな印象がある表現です。
大きな問題から小さな問題まで、日常的に広く用いられます。
Matt can provide a solution to your problems.
マットならあなたの問題に解決策を与えてくれる。
I told her all my problems.
私は彼女に全ての悩みの種を打ち明けた。
The company is experiencing financial problems.
その会社は財政問題に直面している。
Sexism is a major social problem in our country.
我が国で性差別は大きな問題になっている。
He refused to reveal his family problems.
彼は家庭問題を明かすことを拒否した。
Do you have any problems?
何か問題でもありますか?
issue:解決策がない課題
issueは、problem になり得る小さな問題や不和、論点について用います。
複数人で意見が分かれ、議論されるべき課題や懸念事項などです。
issueはproblemよりも遠回しな印象がある表現なので、problemをあえてissueということでフォーマル感を出すこともできます。
政治問題や社会問題など、解決策が一つに定まらず賛否両論が分かれるような重要な問題や議題によく用いられます。
These riots have become an issue nowadays.
こうした暴動が最近問題になっている。
This article addresses a number of social issues.
この記事ではいくつかの社会問題を扱っている。
The students should be taught about the issue of racism.
学生は人種問題について教わるべきだ。
She promised to deal with this issue.
彼女はこの問題に取り組むと約束した。
Poverty is a social issue.
貧困は社会の問題だ。
We should be more aware of environmental issues.
我々はもっと環境問題に意識を向けるべきだ。
matter:事柄、議題
matterは広く「事柄」の意味を表します。
problemやissueとは異なり、ネガティブな議題だけでなくポジティブな議題にも使うことができます。
She didn’t want to discuss private matters.
彼女は私的なことについて話したがらなかった。
Business matters drew him to Paris.
彼は仕事の事情でパリに来た。
He has a few personal matters to deal with.
彼には取り組むべき個人的問題がいくつかある。
It’s only a matter of time before they break up.
彼らが別れるのは時間の問題だ。
We need to look further into this matter.
我々はこの件をより詳しく調べる必要がある。
What is the matter?
どうしたの?(何か問題がある?)
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「問題」を表すその他の英語表現
「問題」を表す英語表現はproblem/issue/matterの他にもあります。
ここでは、「問題」を表すその他の英語表現をご紹介します!
trouble:困ったこと
troubleは、問題に直面した際の「気持ち」に焦点を当てた表現です。
困ったなあ、嫌だなあ、難しいなあ、という負の感情を伴う事柄に使います。
She was having trouble with her homework.
彼女は宿題に手こずっていた。
I had a little trouble finding the place.
その場所を見つけるのが少し大変だった。
You’ll have no trouble finding a new job.
あなたなら新しい職が難なく見つかるでしょう。
She told me all her personal troubles.
彼女は私に個人的な問題を教えてくれた。
He will be in trouble with his boss if he’s late.
遅れたら、彼は上司に叱られるだろう。
question:情報を問う問題
questionは、相手から情報を引き出すために問う問題に使います。
相手から情報や説明を得るために聞く「質問」や、テストなどで知識を問う「問題」に使います。
May I ask you a few questions?
2、3質問してもよろしいですか?
I have some questions regarding this matter.
この件に関していくつか質問があります。
No students could answer the question.
生徒は誰も問題に答えられなかった。
He raised his hand to ask a question.
彼は質問をするために手を挙げた。
She answered all the questions easily.
彼女は全ての問題を難なく解いた。
The question is who did that and why.
問題は、誰がなぜそれをしたのかということだ。
Answer all the questions in 15 minutes.
15分で全ての問題を解いてください。
problem/issue/matterを使い分けるコツは?
problem/issue/matterの違いや使い分けについて解説してきました。
problemは解決が必要な問題、issueは懸念事項、matterは事柄という意味でそれぞれ異なることがわかったかと思います。
このような微妙な使い分けができるようになると、英会話の手応えが変わってきます。
表現を使い分けられるようになるためには、海外ドラマを観る、洋書を読む、英語を話す、などリアルな英語に触れる学習が大切です。
リアルに表現が使われる場面に出会ったり、実際に表現をアウトプットをすることで、記憶が定着するからです。
ぜひたくさん英語に触れて、使える英語表現を増やしていきましょう!
ただ、独学で英語を勉強していて
ここの文法がわからないな・・・・
この単語と単語の違いって何なんだろう?
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