みなさんは、
anxious to
anxious for
anxious about
の違いがわかりますか？
anxiousは「不安な」「心配な」「切望する」という意味を表す英単語ですが、続く前置詞によってそれぞれ表す意味が異なります。
この記事では、anxiousの使い方をわかりやすく解説しています。
anxiousという単語の使い方をスッキリ理解し、使い分けしたい方は必見です。
anxiousの後にto / for / about のどれが続くかによって意味が全く異なりますので、しっかり頭に焼き付けて、会話で正しく使えるようにしましょう！
ぜひご覧ください！
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目次
anxious for / anxious to / anxious aboutの違い
anxiousは「不安」「心配」「気がかり」な様子を表す形容詞です。
I feel anxious for no reason.
理由がないのに不安になる。
I always feel anxious when I meet people I’ve never met.
会ったことがない人に会うときにはいつも不安になる。
しかし、後に続く前置詞によっては「切望する」という意味を表します。
I’m anxious for adventure.
冒険に出たくてウズウズする。
「切望する」と「心配する」という意味は一見全く異なるように思えますが、どちらもanxiousという単語の持つ「心がざわつく」「ソワソワする」「居ても立っても居られない」というような心持ちから派生したと考えるとスッキリします。
anxious for / anxious to / anxious about の違いは、以下の通りです。
◉ anxious for 名詞 ：(=eager to have)〜を切望する
(=worried about)〜を心配する
◉ anxious to 動詞 ：(=want / eager)〜することを切望する
◉ anxious about 名詞：(=worried about)〜を心配する
実際に、「切望する」という意味で用いるanxiousは、「不安」「緊張感」「恐れ」といったネガティブな心情に裏打ちされてる場合が多いです。
I’m anxious to hear from you.
あなたからの連絡を心待ちにしている。
（連絡がなくて安否が不安、など）
順に、それぞれの詳しい説明や使い方について解説します！
anxious for の使い方
anxious for は①「〜を切望する」という意味と、②「〜を心配する」という意味の2つの意味があります。
「切望する」という意味で用いる場合、「不安」や「恐怖」などネガティブな感情に基づいているか、「欲しくてたまらない！」といった強烈で必死な欲求を表します。
2つの意味の使い分けは、文脈で判断します。
He’s always eating junk food. I’m anxious for his health.
彼はいつもジャンクフードを食べている。彼の健康が心配だ。
Parents are anxious for their children.
親というものは子供の心配をするものだ。
I’m anxious for world peace.
世界平和を切望している。
We are anxious for news of your safe arrival.
あなたが無事に到着したという便りを心待ちにしている。
I’m anxious for a promotion.
昇進を待ち望んでいる。
We are anxiousfor her safety.
-私たちは彼女の安全を切に願う
-私たちは彼女の安否を心配している。
（文脈で判断）
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anxious to の使い方
anxious to do は、「〜したくてウズウズする」「〜するまでいてもたってもいられない」という意味を表します。
eager（＝切望する）やwant（＝欲する）という単語に似ていますが、anxiousは「不安」「焦燥感」「恐れ」といったネガティブな感情に裏打ちされた必死な「切望」によく用いられます。
もしくは、「〜したくてたまらない」というような強烈で必死な欲求を表します。
He was anxious to hear the results.
彼は結果を聞きたくてウズウズしていた。
She was anxious to find a better job.
彼女はより良い職を見つけたくて必死だった。
Everybody was anxious to know what had happened.
誰もが何が起こったのかを知りたがった。
It was getting late, and I was anxious to get home.
夜遅くなっていたので、家に辿り着こうと必死だった。
He’s anxious to read the book.
彼はその本が読みたくて仕方がない。
anxious about の使い方
anxious about は、「〜を心配する」「〜に気を揉む」という意味を表します。
心がモヤモヤとして不安や恐怖、緊張感を感じるような心理状態に使います。
People are anxious about the future.
人は将来に不安を感じる。
Your parents are anxious about your health.
ご両親があなたの健康を心配しているよ。
We are anxious about her safety.
私たちは彼女の安否が心配だ。
I’m very anxious about him.
彼のことがとても心配だ。
他にもある！anxiousの使い方
anxious は for / to / about 以外の前置詞も用いることができます。
ここでは、anxiousの多様な使い方をご紹介します！
anxious thatの使い方
anxious that は、「（that以下を）強く望む」「（that以下が）心配だ」という意味で使います。
I’m anxious that we get there on time.
私たちが時間通りに到着してほしいと切に願う。
I’m anxious that I might be pregnant.
妊娠したのではないかと気に揉んでいる。
I’m anxious that he should succeed.
彼が成功するか心配だ。
anxious atの使い方
anxious at は、「〜不安に思う」という意味で、不安に思う原因について言及するときに使います。
They became anxious at his delay.
彼が遅れているので心配になり始めた。
Many men are anxious at the prospect of losing their hair.
多くの男性が髪の毛が抜ける（禿げる）のではないかと考え、不安に思っている。
副詞形“anxiously”の使い方
anxiouslyは、anxiousの副詞形で「心配そうに」「必死に」「切望して」という意味で使うことができます。
やきもきしたり、おろおろ、ソワソワと不安や緊張で心が落ちつかない様子を表します。
We waited anxiously for her to come home.
我々は彼女が家に帰るのをやきもきしながら待った。
He paced from room to room anxiously.
彼はソワソワしながら部屋から部屋へと歩き回った。
“Is he OK?” she asked anxiously.
「彼は大丈夫？」と彼女は心配そうに聞いた。
便利な英単語“anxious”を使いこなそう！
anxious for / to / about の使い方について解説してきました！
いかがでしたでしょうか？
anxiousは不安や恐怖といったネガティブな感情に裏打ちされた欲求や心の動きを表すことが理解できたかと思います。
使い方を個別に暗記するのではなく、単語の根幹となる意味やイメージをしっかり捉えて使い分けできるようにしましょう。
単語のイメージを捉えることができたら、実際にアウトプットで使うことで、記憶を定着させて使える知識にしていきましょう！
ただ、独学で英語を勉強していて
ここの文法がわからないな・・・・
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