発起人インタビュー(2/4)

セブではどんなことをしていたんですか?

 

平日は毎日6時間の集中レッスンを受けて夜は宿題に追われてました。

週末は普通に観光したり、現地で出来たお友達家族と遊んだり、あとはカンボジアの経緯からやっぱり社会活動に興味があったのでスラム街や孤児院のような子供達のための施設に連れていってもらいました。

 

行ってみてどうでしたか?

 

フィリピンもカンボジアと同じように物乞いをする子供達はどこにでも普通にいましたし、スラム街では子どもがみんなドラックをやっていると知りました。食べ物よりドラッグの方が安いし、ドラッグをやると空腹を忘れられるからって。もう教育だ云々の次元じゃない、今日を生き抜くこと、それが精一杯のレベル。そんな現状を生で見たら言葉なんて出てこない、涙しか出なかった。

その時今日本人として何かしなかったら、日本に生まれてこられた恩恵をただ自分のためにしか使わなかったら、私は生まれてきた意味すらないんじゃないかなと思ったんです。

スラム街へは英語が話せるフィリピン人が同行してくれて、現地の言葉しか話せないスラム街の人と私との通訳を英語でしてくれました。

決して私が英語を十分に話せるわけではなく英語以外に共通言語がなかったので話すしかなかったんです。

どこに行っても英語が話せればなんとかなる、逆に話せなければ全然コミュニケーションが取れない、やっぱり英語くらいは話せないとまずいなと痛感しました。

 

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他にはフィリピンで何か感じたこととかありましたか?

 

『この国にいても私たちは幸せになれない』ってフィリピンの人たちはみんな言うんです、海外に出ない限り十分な収入を得られる仕事はないから幸せになれないって。だから日本に行きたい、日本で私たちを雇ってくれと通っていた学校の先生もよく言ってました。

自分の国に住んでいたら幸せになれないという価値観にも衝撃でしたし、一番の社会貢献は雇用を生む事なんだなと思うようにもなりました。

施設を訪問した時には現地の男の子に『あなたは日本人なの?お金持ち?僕を連れて帰ってくれない?』と言われた事もありました。

カンボジア旅行の際には、何かしたいけれど何をしていいのか全然分からなかったけれど、セブ留学をきっかけに彼らが日本人に求めている事はなんとなく肌で感じる事が出来ました。

 

フィリピンから帰国されてからは何をされていたんですか?

 

帰国して友人達と会う中で、セブで感じた事の話しをしたり、何かしたいという想いを話したりしていました。その中で、セブに10年以上住んで色々な事業を現地でしている先輩がいるよという友人がいて、その場でコンタクトを取って私の話をしてくれました。

私はその場で航空券を取ってその方に会いにセブに戻る事を決めました。

 

行動力が凄いですね。会いに行ってどんな話をされたんですか?

 

まずアジア旅行で自分の感じた事や何かしなければいけないと思っている事をお話しさせて頂きました。そして一か月住んで縁も出来たフィリピンと関わり続けながら具体的に出来る事を探してゆきたいと伝えました。今何ができるの?と聞かれて、何が出来るか分かりませんが何でもする気合いだけはあります!って答えました。笑

そしてそのオーナーさんのご厚意でまずは日本にいて出来る事、経験したことのある留学に関する事、という事で留学紹介がいいんじゃない?と仰って頂き現地のエージェントの代表の方を紹介してもらいお仲間にいれて頂きました。

 

それが事業の始まりになるんですか?

 

その時は事業にしていくとい考えは正直なかったんです。個人で出来る事をしながらとにかくお金を稼いでもう一度カンボジアとフィリピンに戻ろうと思っていましたから。でも私の想いを知った後輩が一緒に何かさせてください、と声をかけてくださって。それをきっかけに先ほどお話しした現地のエージェントの方達と相談しながら一週間のボランティアツアーを作りました。学校見学、孤児院を廻る社会活動、島での観光が一週間で全て出来るツアーです。

 

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1週間弾丸ツアーからなぜ英会話教室に変更することになったんですか?

 

変更したわけではないんですよ!笑

今もそのツアーにはぜひ参加して現地でしか体感できないことを体感してきて欲しいと思っています。

百聞は一見にしかずですから。

でもツアーを20代の層の方々をメインにご紹介させて頂くなかで、お金も時間もないから海外には行けない、だけど英語はやらなきゃいけないと思っている、だから日本で英会話教室に通いたい!という人がとても多かったんです。それが一番求められていることならば創るべきだよね、という事で出来たのが今の英会話事業なんです。

 

英会話教室に通いたいと言った方達が既に沢山ある英会話教室に通っていないのはどうしてなんですかね?

 

一番は料金でしょうね。それに選び方も分からないしきっかけもない。

何でも簡単に調べられる情報過多の時代だからこそ選ぶ事が難しくなってきていますよね。

私も実際日本でスクールを探した経験があるので様々なスクールを調べたわけですが、どこもそんなに大きな違いはない。そして何よりずっと続けられるような料金ではない。

 

確かにそれはありますね。

 

私の身近には英語を話せる人が結構いるんですが、みんな言うのが使わなければどんどん忘れていくと。

だから言語は継続しなければ意味がないというのはずっと頭にありました。

当時通っていたスクールの先生は、40分の授業に週1回来ただけじゃ英語なんて絶対喋れるようにならないとも言っていました。でも日本の英会話教室のいわゆる通常コースってそれじゃないですか?継続出来る価格でもない、喋れるようになるかも分からない。誰だって意味のないものにお金は一円もかけたくないですよね。英会話教室に通うのは趣味ではなく、喋れるようになりたくて通う人が大半なわけですから。

 

それでもゆきさんがしゃべれるようになったのは週3通っていたからですか?

 

私はいわゆるオンライン英会話というのも毎日受けていたし、自分でも毎日勉強していましたし、何よりセブ留学で一日6時間のレッスンを一か月受けましたからね。だから一人で旅行に困らないくらいは喋れるようになりました。

私も日本の従来の英会話教室に通う事はあまり意味がないと思いますし、そういう英会話教室なら作る意味はないと思いました。